- 2009-02-03 (火)
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NHKのクローズアップ現代でアメリカカンザイシロアリの特集が放映され、
その翌日から、弊社にもアメリカカンザイシロアリに関する問い合わせが相次ぎました。
そこで、今回はアメリカカンザイシロアリ対策について記事を書いてみたいと思います。
カンザイシロアリの故郷では
カンザイシロアリの故郷である本場アメリカでは、燻蒸処理とホウ酸塩処理が一般的な対策方法として用いられています。
燻蒸処理は家をシートで覆って家全体を猛毒ガスで処理します。 強力な駆除効果がある一方で、猛毒が残留してしまったら生命に関わりますから、 ごく短期間で分解され、持続性がほとんどありません。近所にカンザイシロアリが生息していれば再発の可能性があります。
ホウ酸塩処理は短期間での駆除効果は期待できませんが、 分解されることなくゆっくりと木材内に浸透拡散し、長期間に渡って被害を抑制してくれます。 新築時に家全体をホウ酸塩処理すれば、床下から屋根裏まで被害を抑える事ができるので安心です。
エコパウダー製品とカンザイシロアリ
カンザイシロアリに対して弊社製品(エコパウダーBX、エコボロンPRO、エコボロン木部用)は有効です。 ホウ酸塩が主原料ですから、地下シロアリと同様に、処理木材はカンザイシロアリにとって毒物になります。
特にエコボロンシリーズは無色で臭いが無いため居住者に負担とならず、家中いたる所に被害を出すカンザイシロアリ対策に適しています。 地下シロアリ(ヤマトシロアリ・イエシロアリ)には防蟻防腐塗料エコパウダーBXを使い、 接合部など細かい部分と住宅上部分はエコボロンで処理するという方法もおすすめです。
駆除より予防を
シロアリ被害は住宅の耐震強度と資産価値の減少を招きます。 被害が出てからの駆除で対処していくのも一つの方法ですが、シロアリの心配をせず安心して暮らしていくためには、 最初からしっかり予防措置を取っておくべきです。さらに万が一の場合のメンテナンスまで考えた家なら、万全と言えるでしょう。
※追記、ホウ酸処理量について(2009年11月)
予防性能は、処理量が多いほど高くなります!
十分な量が処理されていない場合、シロアリが死ぬまでに期間が長くかかったり、処理部分を食べられたりする事があります。短期間でシロアリに死んでもらい、食害を最小限に抑えるには、十分な濃度のホウ酸を処理していなければいけません。
この点弊社製品は、ホウ酸に強いとされるイエシロアリに対して十分な効果を発揮出来るホウ酸量を基準とし、さらに安全を考えて施工面積を算出しています。
さて、問題のアメリカカンザイシロアリですが、この種のシロアリは研究データが特に少なく、安全なホウ酸濃度が具体的にどの程度の濃度なのか明確になっていないのが現状です。
アメリカカンザイシロアリはイエシロアリよりもホウ酸に弱いという説もありますが、安全濃度がはっきりと根拠付けられるまでの間、弊社では暫定的に、イエシロアリ予防に必要な施工量と同量の処理を推奨しています。
多量での処理になりますが、ホウ酸は濃度が性能に直結するということ、安易な低濃度処理は危険だということ、ご理解頂けたらと思います。
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